化学物質過敏症のご相談事例(S様・症状の確認編)

今回は化学物質過敏症の方からいただいたご相談事例を紹介します。

その方との出会いは、私の知人からの紹介でした。

家を建ててから家族みんな具合が悪くなったという知り合いの人がいるので相談にのってほしい

 

後日その知り合いの方(以後「S様」とします)のお宅を訪問。

玄関先で10分ほど立ち話をしていると、喉がヒリヒリするのを感じたので、これはおそらく家に原因があると考え、何か思い当たることはありますか?とS様に尋ねてみました。

実は新築のときにシロアリ対策(防蟻剤)を丁寧に施工してもらいました

 

まずは原因を見つけるために化学物質の測定をしましょう、とS様にお伝えし、化学物質の濃度測定を実施。

その結果、測定7物質(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレン・パラジクロロベンゼン・エチルベンゼン・スチレン)の濃度は厚生労働省が定める濃度指針値を超えており、中でもホルムアルデヒドとクロルピリホスの濃度が特に高かったのです。

クロルピリホスは防蟻剤などの害虫駆除剤に含まれる物質ですので、シロアリ対策をしたことが影響していると考えられます。

 

再びS様からご相談を受け、「この測定結果を住宅メーカーに連絡してみてはどうでしょうか」とアドバイスしました。

メーカーさんからのお話では、他社の方法で施工した場合には今後そのメーカーさんの保証は全てできなくなるとのことで、最終的にはそのメーカーさんが推奨するシックハウス対策を壁紙の表面だけに処理するということで納得され施工されたそうです。

数日後、S様から「おかげさまでシックハウス対策してもらいましたのでよくなりました」と報告があり、ひと安心しました。

 

しかし、その1年後にS様から突然の電話がありました。

この続きはまた後々書いていきたいと思います。

 

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化学物質過敏症のご相談事例(S様・工事編)
今日は前回に引き続き、化学物質過敏症の方のご相談事例、その工事編をお伝えします。 前回の記事はこちら↓ 「良くなりました」との連絡から1年 S様から「おかげさまで良くなりました」と報告があり、ひと安心していましたが...