4重マスク必須の激臭現場が無臭に!ペット臭対策方法

先日、お取引先の建築業者様から、こんなご相談をいただきました。

ペットを飼っていた住宅が空き家になって、リフォームすることになったんですが…おしっこがかかっていたりしたのか、とにかくペット臭がすごいんです。
リフォーム前にニオイを解決したいのですが、リバースワックスを塗れば解決しますか?
ちなみに床は今フローリングですが、最終的には縁甲板で仕上げる予定です。

正直なところ、ペット臭の現場は本当に手強いんです。

私も過去に、入室するのをためらうほどの激臭現場を経験したことがあります。

そんな経験を踏まえて、効果のある対策をお伝えします。

結論から申し上げると、「リバースワックスだけ」では根本解決が難しい可能性が高いです。

今回のケースでは、床を縁甲板に張り替える予定とのことでしたので、同様のケースでニオイを解消した噴霧作業をご提案しました。

張り替え前におすすめの噴霧作業

使用するもの

リバース溶液とリバースシーラーを調合した特製の噴霧液を使います。

※こちらの噴霧液は、現場の広さなどに応じて調合する受注生産品です。
まずは現場状況をお聞かせいただき、最適な施工プランとお見積をご提案いたします。
「うちの現場でも対応可能?」「費用感はどの程度?」など、どんな小さなご相談でも大歓迎です。

まずはお気軽に下記お問い合わせフォームよりご相談ください。

【お問い合わせフォームはこちら】

お問い合わせ|株式会社リバースジャパン
株式会社リバースジャパンのお問い合わせページ、入力画面です。

具体的な手順(所要時間:半日程度)

  1. 現状のフローリング撤去前に、床・壁・天井へ「これでもか!」というくらい、まんべんなく噴霧
  2. 1時間ほど放置し揮発させ、臭気チェック
  3. フローリング撤去
  4. むき出しになった下地へ再度噴霧。ここがポイントです。下地にもニオイが染み込んでいる可能性が高いので、念入りに。
  5. 縁甲板を施工

クロスも張り替える場合は、クロスを剥がした後の下地にも再度噴霧し、リバース溶液を添加したクロス糊で施工します。

この「糊に混ぜる」というのも、実は効果絶大なんです。

クロス糊に添加するリバース溶液についても、現場に応じてご提案いたします。

詳細はお問い合わせください。

実際の現場での効果

この方法の効果を実感した現場があります。

何年も猫を多頭飼育していた賃貸物件での出来事です。

正直、その現場は凄まじかった…。

入り口から入ることすらためらわれるほどの強烈な臭いで、私も最初はマスクとタオルで4重に鼻を覆って入室したほどです。

壁紙に染み込んだ猫のおしっこ臭は、本当に強烈でした。

しかし、上記の方法で対策を行った結果、噴霧後わずか1時間で、驚くほど臭いが軽減。

作業翌日には、4重マスクが必要だった現場が、ほぼ無臭レベルまで改善。

壁紙撤去後に再度噴霧を実施し、クロス糊にもリバース溶液を添加した結果、最終的にはあの激臭が嘘のようにきれいな空気になりました。

簡易的な対策もご紹介(床や壁の張替えができない場合)

とはいえ、すべての現場で大掛かりな工事ができるわけではありません。
そこで、簡易的な対策方法もお伝えしておきます。

この方法は、以下のブログ記事でもご紹介している方法の再掲です。

『ペットがいる部屋の臭い対策(壁・床の張替えができない場合)

ペットがいる部屋の臭い対策(壁・床の張替えができない場合)
近年のペットブームにより臭いの問題が増加しており、専門業者様から「ペット臭はどうしたら解決できますか?」との問い合わせが急増しております。 そこで、今回はペットがいるお部屋の臭い対策(壁や床の張替えができない場合)について説明します。...

1.全体拭き掃除

15リットルバケツに水(10リットル程度)+リフレパウダー(5~10g)を入れてよく溶かし、この溶液で徹底的に拭き掃除します。

溶液にタオルを浸して固く絞って、下記の場所を拭きます。

  • 床面、クロスの表面、物入
  • 天井やクロス以外の仕上げの壁面なども均一に。
  • クローゼット内部、キッチン内部や備え付けの収納などは全て内部・外部を拭いて
    ください。
  • カバー付きの照明器具は、カバーを外して内部・外部とも拭いてください。

クロス面は、上記の拭き掃除乾燥後にもう一度拭きます。

また新しくリフレパウダーを溶かし、タオルやスポンジを柔らかく絞って(水が垂れないギリギリ程度)、再度壁面全体を塗る感じで拭き掃除をし、その後自然乾燥させます。

2.フローリングの対策

「1.全体拭き掃除」と同じ要領で、フローリング面と巾木部分を2回程度拭き掃除します。

乾燥後、フローリングと巾木の入隅を、クロス内装用の透明色コーキングで隙間がない様にコーキングをし、隙間を完全にふさぎます。

建物に染みついたペットの臭いがこの隙間から上がってくるので、コーキングでふさぎシャットアウトする意味があります。

乾燥後、リバースワックスを2回塗布します。

1回目の塗布時はフローリングの接合部にもよく浸透させながら塗布し、乾燥後に2回目の塗布を行います。

まとめ:ペット臭対策は「どこまでやるか」が勝負

ペット臭の対策は、正直なところ「どこまで徹底的にやるか」で結果が大きく変わります。

特に賃貸物件や売却予定の物件では、後々のクレームを避けるためにも、最初から徹底的な対策をおすすめします。

一見コストがかかるように見えても、結果的にはそれが一番の近道なんです。

ペット臭でお悩みの不動産業者様、リフォーム業者様、個人のお客様、ぜひ一度ご相談ください。

現場の状況に応じて、最適な対策をご提案させていただきます。

まずはお気軽にご相談ください。お見積だけでも大歓迎です。

【お問い合わせフォームはこちら】

お問い合わせ|株式会社リバースジャパン
株式会社リバースジャパンのお問い合わせページ、入力画面です。
タイトルとURLをコピーしました