皆さんのお宅や倉庫に使っていない家具はありますか?
長年放置しておくと、汚れはもちろんカビ臭かったりしますよね。
私の自宅の車庫にも長年桐タンスが眠っていたのですが、先日リバースワックスを使ってこの桐タンスをキレイにしましたので、その様子をお伝えします。

え?リバースワックスって家具にも塗れるの?
もしかしたら初めてお聞きになった方もいるかもしれませんが、リバースワックスは床フローリングのほか、家具にも塗ることができるのです。
リバースワックスとは
リバースワックスは、ホルムアルデヒド等の化学物質低減のほかに消臭効果も有する表面仕上げワックスです。
床フローリングはもちろん、クッションフロア、家具などにも使うことができます。
リバースワックス ※弊社の製品ページに飛びます

リバースワックスチラシ

ワンちゃんなどがいるご家庭にもおすすめのワックスです
車庫で眠っていた桐タンスは真っ黒、裏板も外れていて、カビ臭い
長年、我が家の車庫で眠っていた100年前の桐タンス。
なぜこのタンスが長年眠っていたかというと、ご覧の通り真っ黒けで裏板は壊れて外れ、さらにはカビ臭いという状態だったのでとても使うことができなかったからです。
それでも両親の形見なので捨てることもできず、やむを得ず車庫に保管していました。
再生して使おうと思い専門業者さんに修理を依頼したところ、「作業は半年待ち、費用が20万円以上かかる」とのことで一度はあきらめました。
しかしそれならば自分でやってみようと思い立ち、作業に取り掛かることにしました。

我が家に眠っていた桐タンス

裏板が外れています
裏板を取り付け直し、表面を削り取り
とある日曜日の午前9時、自宅の駐車場で作業開始です。
まずは外れてしまった裏板の直しから。
これは約1時間程度で終わりました。
次に真っ黒になってしまった表面を削るためペーパー掛けです。
「手作業で大丈夫だろう」とたかをくくっていたのですが、これがまったく進まず挫折。
このままでは日が暮れてしまうと思い、ホームセンターで電動サンダーを調達。
2,980円で手に入れることが出来ました。
さすがは文明の力です、電動サンダーの速いこと速いこと。
あっという間に扉、引き出し、外部、内部、すべて削り終わりました。

作業中の様子(引き出し)

作業中の様子(正面)

作業中の様子(裏側)
染みついたカビの臭いにリバースワックスが活躍
電動サンダーのおかげで無事表面の削り取りは終わりましたが、染みついたカビの臭いまで取るのは無理です。
そこでリバースワックスの出番です。
タンスの外側、内側、そして引き出しにハケで塗ること1時間、無事塗り終わりました。
内部まで完全に乾燥するまで1週間ほど要しましたが、カビの臭いも解決することができました。
午後5時、すべての作業が終了しました。

リバースワックスを刷毛で塗ります

塗った後はよく乾燥させます

見事にアンティーク調の家具に変身しました
最後に
リバースワックスは有害化学物質の低減効果、消臭効果のあるワックスです。
床用ワックスとしてではなく表面仕上げ用ワックスとしてF☆☆☆☆を取得しているので、フローリングはもちろんのこと、家具にもお使いいただけます。
家具の臭いが気になる場合などにはおすすめです。
今回の桐タンスは1回塗りでしたが、もう少し光沢を出したい場合は2〜3回塗るとツヤが出てきます。
塗装などをしていない木材の素地のままの場合、1回目に塗る場合は吸い込み、2回目からはツヤ感が出てきます。
※必ず目立たない箇所で試し塗りをしてからご使用ください。
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