嫌な臭いの原因は窓サッシのゴム・排水パイプの接着剤かもしれません

 

ある建築業者様からのご相談です。

リフォーム工事を終えたら、お客様から「何の臭いかは分からないけど嫌な臭いがする」と聞かれたんですが…

 

担当者さん、社長さんなど全員で検討しても原因が分からないとのことで、現場を見てもらいたいとの依頼がありました。

工事の内容をお聞きしてみると、床のフローリングと窓(ペアガラス)の入れ替え工事だそうです。

「クンクン、ぐるぐる」と部屋の中を調べてみると、入れ替えた窓サッシのあたりからゴム臭が。

後日、確認のため現場で作業内容を詳しく確認。

このようなゴム臭は、高気密高断熱・省エネ対策の住宅で私がよく感じます。

おそらくサッシをペアにするため空間を持たせて合わせる工程で使用する「樹脂ゴム」だと思います。

サッシはメーカー品であっても、必ず地元の加工業者様がそれぞれの寸法に合わせて作りますが、その時に発生するのではないでしょうか。

 

上の写真のように、合わせガラスの中は結露しないよう真空に近い構造を維持するためのシール状のものを貼って気密を維持するようで、このシールが加工業者により違いがあります。

この状態で外枠にパッキンをはめ込むから臭いが続くのです。

この現場ではメーカー指定のシール以外を使用したことが判明し、作り直すことで解決しました。

キッチン、洗面の排水接続も要注意ポイント

キッチンや洗面台の下はこのようになっています。

問題は、ここから下の屋外に排水する為の塩ビパイプの接続部分に水漏れや外れないために使われる速乾性の接着剤。

この接着剤が後で臭ってきますのでご注意ください。

まとめ

最近はアレルギー体質や花粉症の方が、どこの家庭にも少なからずいる場合が多くなっています。

そうした人が反応してしまわないためにも、細かい場所の化学物質にも細心の注意をし、積極的にきれいな空気環境を心がけることが必要だと思います。