無垢材着色時のニオイが心配な方に!リバースワックスでの着色仕上げ

最近は無垢材の人気が高まり、無垢材を床材や家具に使う方が増えてきましたが、弊社にも無垢材に関するお問い合わせをいただくことがあります。

無垢木材を使った家具などの分野において、自然塗料を使って着色したが、その塗料のニオイが解決できないか?という相談です。

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リバースワックスとは?
元々はシックハウス症候群対策のフローリングワックスとして発売しましたが、家具のニオイ低減にも役立つため、家具のニオイが気になる方にご好評いただいています。
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自然派塗料とは、蜜蝋や植物から抽出したオイルで塗料で主に木材、フローリング、家具に塗布する商品で健康や環境を考えるユーザーさんや専門業者さんが使っています。

自然塗料を実際に塗ってみると、柑橘系などの特有の臭いがするんですよね。

個人的な好みにも左右されますが、これが苦手だという方もいらっしゃるかと思います。

そこで、当社のワックスに着色して、ニオイの少ない無垢材用塗料にならないかと思い付き、着色剤をワックスに添加して試してみたため、この記事にまとめました。

リバースワックスでニオイを抑えつつ無垢材に着色できました

リバースワックスには色が付いておらず、クリアな仕上がりになります。

※容器から出したワックス自体の色は乳白色なのですが、乾燥後は透明です。

そこに着色剤を添加することで、ニオイを抑えつつ好きな色に。

実験してみたところ無事に塗ることができましたし、このような使い方はOKかどうか、今回使用した着色剤のメーカーさんに確認したところ承諾をいただけました。

着色実験の流れ

まずは、腰壁に貼る板、杉材、パイン集成材を用意。

いずれもホームセンターで販売されているものです。

着色剤は色々探し、水性かつニオイが少なそうな商品を購入。

さっそくキャップを開けて臭いを嗅いでみると、全く気になりません。

リバースワックス200ccに対して、着色料は10%(20cc)添加します。

 

 

着色剤は好みの色をお選びいただき、添加率10%以内で調整することで濃さを調整できます。

着色したリバースワックスを塗布し、乾燥後に水拭きしてみました。弾かず染み込んだため、吸水性は残った状態であることが確認できます。

 

水拭き後、色が変わっている(水を吸い込んでいる)ため、吸水性が失われていないことがお分かりいただけると思います。

 

リバースワックスは着色剤を混ぜることで、ニオイを抑えつつ無垢材に色付けできます

今回はリバースワックスを無垢材の着色仕上げ材として使えるか?ということで実験しました。

無垢材を使いたいけれど、市販の塗料ではニオイが気になるという方は、ぜひリバースワックス+着色剤の組み合わせを試してみてください。

実験に使った着色剤は、「和信ペイント」様の「ポアーステイン」という商品で、色が豊富です。

ポアーステイン 130ml メープル | 和信ペイント株式会社

購入できる場所も検索できるようになっていますので、ぜひご覧ください。

弊社のオンラインショップでリバースワックスと同時にご購入いただけるようにするのも便利かなと思いますので、そのあたり検討します。

また、冒頭に書いた、自然塗料塗布済みの無垢材にリバースワックスを塗布して自然塗料のニオイが消えるかどうかについても実験してみたいと思います。

現在、自然塗料のメーカーさん数社から取り寄せ中ですので、また後日記事にします。

リバースワックスは弊社オンラインショップでご購入できます

ご購入は下記リンクよりお進みください。

お試しに適した少量タイプから、大量に使用する業務用サイズまで取り揃えています。

リバースワックス小型家具用セット(刷毛付き)|家具臭低減ワックス

リバースワックス1リットル(刷毛付き)

リバースワックス4リットル

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