二つ折り名刺でも必ず中を見てくれるとは限らないので簡単なひと工夫をプラス。

先日、初めてお会いした人から「二つ折り名刺なんて珍しいですね」と言ってもらいました。

弊社の名刺は、数年前から一般的な名刺(ウラ・オモテのみの1枚物)ではなく三つ折り・二つ折りを標準にしています。

代表は三つ折り、社員は二つ折りです。

会社案内をパンフレットにして配るより、名刺に書いたほうが読んだもらえる確率が高いためです。

名刺交換をしたときはザっと相手の名刺に目を通しますよね。

話をする際の話題探しにも役立ちますし。

 

二つ折りだと気づいてもらえることもありますが、用紙がピタッと張り付いていたりして普通の表裏だけの名刺に見えてしまって、中面をめくってもらえないこともまだ多いです。

そういうときには、こちらから「中に色々書いてあるのでよかったら見てください」と声を掛けます。

せっかく工夫していても気づかれなければ存在していないのと同じなので、めくって中面があるのをいかに気づいてもらうかが大切です。

一般的なやり方としては、表紙の下端を少し短くして中面の下端が少し見えるようにする方法があります。

ただしこの場合は変形サイズになるため、私が普段利用する印刷通販では対応していません。

そこで考えたのがこちら。

ハサミで名刺表紙の右下を切って段差を付けました

中面があることを気付いてもらえるようにハサミで表紙の右下を切って段差を付けました

 

実にアナログ。

しかしこれだけでもグッと気づきやすくなったのではないかと思います。

この工夫、販促・情報発信アドバイザーをしている先輩からもお褒めの言葉をいただきました。

 

切って見える場所(中面の下端)に色を付ければ、表紙が白なのでより一層気づきやすくなるかも。

これは次回以降デザインを工夫してやってみます。

 

ハサミで切って中面を見せる以外にも、型抜きで中面を見せるやり方も良いかもしれません。

星形や花形など色々なデザインで型抜きできる「クラフトパンチ」という商品が販売されています。

カール事務器株式会社 » 【クラフトパンチ】カーラクラフト
文具・事務用品・事務機器のカール事務器株式会社です。

 

そういえば数年前に出会った営業の方が、正にこのクラフトパンチで名刺の隅を型抜きしていたのを思い出しました。

その方は一般的なオモテ・ウラの名刺でしたが「名刺なんて皆同じものを使ってるんで、覚えてもらうためにやってみました」と仰っていました。

お会いしたのはその一度きりでしたが、確かに当時は「名刺がオシャレな人」というイメージで頭にインプットされたのです。

型抜きをする、たったそれだけのことですが、その他大勢の営業さんと差を付けられます。

 

「そんなことしても意味ないんじゃない?」

「誰も見てないでしょ?」

そんな細かい場所にも気を遣えるようになっていきたいです。

 

投稿者プロフィール
熊木 勇太

1987年生まれ。株式会社リバースジャパンのWeb担当として、ウェブサイト・SNSの更新、製品カタログ等の販促物制作、社内環境整備を担当。大学卒業後は印刷会社に入社。営業として様々な印刷物・Web制作に携わる。この体験から、企業が自ら情報発信して伝えることの大切さを感じ、リバースジャパン入社後はWebサイトリニューアルやSNSでの発信、パンフレット等の新規作成など情報発信に務めています。高校生の頃に鑑賞して以来、長岡花火が1年で最大の楽しみです。

熊木 勇太をフォローする
販促
リバースジャパン スタッフブログ