住宅の空気環境と私たちの体への影響の話

こんにちは、スタッフの熊木勇太です。

またまた久しぶりのブログ更新となってしまいました^^;

 

突然ですが皆さんにクイズです!

私たちはどれくらいの空気を体に吸い込んでいるか知っていますか?

 

 

…「どれくらいの」と言われてもなかなか見当つかないし、答えにくいですよね。

 

今日は私たちが普段何気なく吸っている「空気」とその空気が体に与える影響についてお伝えしたいと思います。

クイズの正解は記事を読み進めていただくと出てきますのでよろしければお付き合いください(_ _)

 

私たちが吸っている空気は○○kg

まずは下記の円グラフをご覧ください。

 

体内に取り込む物質摂取量(重量比)

出典:村上周三「住まいと人体-工学的視点から-」(臨床環境医学9:49~62,2000)

 

この円グラフは、私たちが体内に取り入れている物質量を100としたときの摂取割合を示したものです。

室内空気はそのうち57%を占めており、重さにすると約15~20kgにもなります。

 

というわけで冒頭のクイズの正解は「約15~20kg」でした!

 

こうしてみると、いかに私たちはたくさんの空気、特に室内空気を取り入れているかが分かるかと思います。

 

体に良くない食べ物や飲み物は、意識すれば取り入れるのを避けることができますよね。

ですが、空気はどうでしょう?吸わずにいられるでしょうか?

 

空気は吸わないと生きていけないですよね。

食べ物や飲み物と違い、空気というものは目に見えないため、なかなかイメージしづらいのですが「吸わずにはいられない」+「たくさん取り込んでいる」からこそ、この室内空気というもの、そしてそれを作り出す環境、特に多くの時間を過ごす「住まいの空気環境」というものが大切になってきます。

 

空気が体に悪影響を与える!?

私たちは日々の生活の中で何気なく空気を吸っていますが、そんな室内空気が体に悪影響を与える場合があるんです。

 

「空気と体にどんな関係があるの?」

と思った方も多いと思いますが、具体的に空気がどう影響するかを書いていきますね。

 

皆さんは「シックハウス症候群」という言葉をご存知ですか?

シックハウス症候群とは、住宅に使われる建築材料や、住宅に持ち込まれる家具などから発散する有害化学物質によって引き起こされる健康被害の総称です。

ホルムアルデヒド・アセトアルデヒドの「アルデヒド類」、トルエン・キシレンなどの「揮発性有機化合物(VOC)」といった化学物質が人間の粘膜を刺激したり神経を傷つけたりすることで様々な症状が引き起こされます。

VOCとは

VOC は揮発性有機化合物(Volatile Organic Compounds)の略称で、塗料、印刷インキ、接着剤、洗浄剤、ガソリン、シンナーなどに含まれるトルエン、キシレン、酢酸エチルなどが代表的な物質です。

引用元:経済産業省ウェブサイト http://www.meti.go.jp/policy/voc/top/

※ホルムアルデヒド、アセトアルデヒドはトルエン・キシレン等の化学物質よりも大変揮発しやすいため、高揮発性有機化合物(VVOC)として区別されています。

これらの有害化学物質は常温でも揮発しやすいため、どんどん気化して空気中に放散され、室内の空気を汚していきます。

汚れた空気の中で過ごすということは、化学物質を体内に取り込むことになってしまい、この化学物質によって体に悪い影響が出てしまう恐れがあるのです。

 

最後に

1日に約15~20kgもの室内空気を体内に取り入れているということに驚かれた方もいらっしゃるかと思います。

目には見えないけれど、健康のためには大切な空気。

今日は私たちが何気なく吸っている空気と体への影響についてお伝えしました。

少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

次回は化学物質が私たちに与える影響についてもう少し具体的に書きたいと思います。

 

投稿者プロフィール
熊木 勇太

1987年生まれ。株式会社リバースジャパンのWeb担当として、ウェブサイト・SNSの更新、製品カタログ等の販促物制作、社内環境整備を担当。大学卒業後は印刷会社に入社。営業として様々な印刷物・Web制作に携わる。この体験から、企業が自ら情報発信して伝えることの大切さを感じ、リバースジャパン入社後はWebサイトリニューアルやSNSでの発信、パンフレット等の新規作成など情報発信に務めています。高校生の頃に鑑賞して以来、長岡花火が1年で最大の楽しみです。

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